シャンプーで髪は洗えません

シャンプーでは髪を素髪に戻せない

一般的なシャンプーで、髪は洗えていません。その話をする時には最初に『洗えた状態』を定義しておきます。

何も付いてない状態【素髪】の状態、または何の影響も受けてない【生まれたままの自然】の状態を『洗えた状態』と定義すると

【潤い成分・艶出し成分・手触りがよくなる成分】などなどが髪に付着するシャンプー剤はもはや「洗浄剤」としては働いておりません。


シャンプーに関連する場所として、お風呂の排水溝があります。

お風呂の排水溝を掃除するときに感じる『ぬるぬる』と『ベトベト』が上記した【潤い成分・艶出し成分・手触りがよくなる成分】などであることは多くの方も感じていると思います。それらを、洗ったとき、感じる質感はきっと『キュキュッ』とするはずです。この状態を・・・洗えた状態とするわけです。

髪に例えるならば、【キシキシ】することこそ、洗えた状態だと氣ずいていける方も多くいらっしゃいます。


本来の髪

本来の髪は濡らしただけでキシみます。子供のがそうであるのに、大人になるにつれて洗剤業界の戦略にはまり

【洗いあがりしっとり】【洗いあがりサラサラ】を実現する【潤い成分・艶出し成分・手触りをよくする成分】などに長い年月をかけて【感覚的麻痺】を起こされていることで年を重ねるほどに『やっぱり年には勝てないのね』と、美容の経年副作用を、老化と勘違いしているケースも多く見受けられます。


髪に問題を抱えている人ほどヘアケア剤をジプシーしていませんか?

髪に何かしら問題意識を持っている人ほど、シャンプーやトリートメントをジプシーしていませんか?

これには、一つの答えがあります。

これまで解説した、【潤い成分・艶出し成分・手触りをよくする成分】などは・・・感覚的麻痺を起こすと表現しました。

詳しくお話します。

シリコーンを代表とする被膜コーティングです。つまり、コーティングされているので

洗って、すすいで、乾かしても、落とせないということです。←hanauではこれを『髪が洗えてない状態』と言います。

少し懐かしいCMですが【洗うたびに 潤い成分が・・・】というフレーズがありましたよね?

つまり、洗うたびに被膜コーティングするから、洗っても、すすいでも、化学薬品で覆って誤魔化せますよ!!という意味です。


こういったシリコーン類やオイル(老いる)類は、残留し蓄積していくばかりで落ちません。しかし、剥がれるときは、キューティクルまではがしていきます。段ボールのガムテープ理論と命名していますが、シールのような被膜コーティングですから、下地まで剥がしてしまうのです。

それが髪で起きている。だから段々と【髪の調子が悪くなる】と感じますし、次にまた、違う種類のシリコーンやオイル類を使用したら

【なんだかいい感じ】と感覚麻痺の方に正しく、手触りを誤魔化せるようになっているのです。

shampooに含まれる【有効成分】の話をしてきましたが・・・

シャンプーの主成分は【界面活性剤】です。

界面活性剤の害については今更、語るまでもないのは承知していますが、大きく3つの身近な問題だけ美養師としてお知らせします。

  • 毛穴を開く
  • 洗浄する
  • 除菌&殺菌する

の3つが大きな大問題です。一般的な美容ではこれらを『いい事』のようにお伝えするケースが多いです。僕も以前はそうでした。

しかし順に開設します。

1・毛穴を開く

毛を支えている毛穴を開くと抜け毛を促進します。さらに、毛穴を開くということは、ゆるむということ。ゆるむは、たるみを作ります。

そういうと美容師は、こう反論するでしょう。【毛穴の中の皮脂が取れないじゃないか】と。

ではお聞きします。

人体に無駄などあろうはずがないのが生理學・生物學の考え方です。毛穴の中に皮脂腺がある理由はなんですか??

そうです。毛穴には油分が必要で、その油分を根こそぎ摂るから今度は、乾燥や髪が痩せるなどになっていきます

2・洗浄する

皮脂を取りすぎます。皮脂を取りすぎることで起きることは人により2種類の反応です。

  • 摂りすぎた結果・・・乾燥する人
  • 摂りすぎた結果・・・もっと出そうとして脂漏性になる人

上記のどちらも結局は界面活性剤の仕業なのに、界面活性剤でできている

  • フケ取シャンプー
  • 潤いシャンプー

で、解決しようとすることがナンセンスだとお伝えしておきます。

3・除菌&殺菌する

さて、生物學や生理學でお肌や頭皮、髪を考慮した時には、肌常在菌の存在は絶大です。

肌常在菌や日和見菌があってこそ、健康かつ美しい肌、頭皮、髪が形成されます。

みなまで言うな!!と言われそうです。ここまでで解説を終わります。


髪と頭皮のクレンジング剤で洗って、ノープーする習慣が美養の第一歩

少し話を変えます。

皆さんはメイクをした日の 洗顔はダブル洗顔 をしませんか??

それは何故ですか?

クレンジング と 洗顔の違いを少し考えてみませんか??

クレンジングはメイク(化粧品・化学薬品)を浮かせて落とし

洗顔で代謝物(汗や皮脂や菌)を落とし洗いますよね。


また、クレンジングはスキンケアの基本です。

それでは、ヘアケアに話を戻します


髪に対する化学薬品はクレンジングしていますか??

メイクは石鹸や洗剤では落とせないからクレンジングするんですよね?

つまり、髪や頭皮は・・・シャンプーでは洗えない!!

髪と頭皮のクレンジングだけで、営業や生活をしています。詳しくはご相談ください





髪と頭皮のクレンジング剤は↑でご紹介しています。シリコーン病であって髪質劣化ではないことを体験して欲しいと思います。

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