お肌の美養 ①
一般的なスキンケア と 皮膚生理学
一般的なスキンケアの根っこは【皮膚科学】です。 一方で、私の話は【皮膚生理学】の話になります。
【皮膚生理学とは何を学ぶものなのか?】
身体の正常な働きを研究する一分野です。
例えば】 シミが出来るとそれを消す方法を学ぶのが美容法(皮膚科学)です。 しかし生理学の観点からすると・・・
- どうしてシミが出来ているのか?
- シミとはどういった身体の機能でシミができるのか?
などを学びます。
ホメオスタシス(恒常性)
ホメオスタシスとは、高校生物でも出てきますので生物学でもあります。 体は常に生理機能が働いています。
意識をせずとも、暑ければ汗をかいて体温を下げ、高地に行けば赤血球を増加させて酸素供給量を増やします。
逆に、恒常性が保てず逸脱した状態が病気と言われる異常状態です。恒常性を保つ働きであり自律神経が関与しています。
正常な状態を理解しておかないと、異常な状態かどうかさえわかりません。
また、経過を経て長期的に理解することも大切です。
例えば】 ダイエットにも成功写真を見せられても、以前の写真が無ければ変化したのかわかりません。 もっと言えば・・・
一枚の写真では痩せる前なのか後なのか?もわかりません。
このように スキンケア(皮膚科学)が【静止画】だとすると、皮膚生理学(生理学・生物学)は【動画】です。
皮膚生理学で見た 美肌を構成する重要な7項目
- 食べ物 と 食べ方
- 血液 と 腸
- 吸収 と 排泄
- 肌と接触するもの
- スキンケアの仕方
- 紫外線との付き合い方
- 環境 と 感情
食べ物 と 食べ方
【身体を形成する食べ物】=肌は身体の一部分です!!肌は食べ物でできています。
美肌にとって切り離せないのが食べ物です。
胃では ビタミンB12 鉄分 カルシウム を 吸収
それ以外は 腸 が行っている。
【食べ物の流れ】
食べ物の吸収は胃と腸で行われるが
約9メートルの菅 『消化器官』を通ることで食べ物の栄養が吸収できるようになる。
<消化器官> 口➡食道➡胃➡腸(十二指腸・小腸・大腸・直腸)➡肛門
【消化器官の働き】
口 食べ物をかみ砕き唾液と混ぜる=咀嚼(よく噛んでたべなさい!!)
唾液の役割=糖と脂肪を分解する酵素を含む(太るよっ!!嚙まないと)
殺菌・抗酸化作用。 = よく噛まないと老化するよ!!
食道 食べ物が食道から胃に到達するには5秒、水分は1秒
蠕動運動(ぜんどううんどう)をし、胃に食べ物を送りながら空気が入ることと、食べ物が逆流するのを防ぐ働きをしている。
胃 胃酸・・・食べ物を一時的に(1~2時間)貯蔵し、粥状(じゅくじょう)に溶かす。 PH(1~2)
食べ物を胃酸で殺菌も行う
消化酵素ペプシン・・・たんぱく質を分解
充分に咀嚼しないと、胃酸でなかなか消化されずに胃に残ったまま発酵や腐敗し臭いゲップや口臭の原因になる。
消化液である胃酸を薄める行為として、食べながらよく飲む行為が上げられる。お茶や水でも胃酸を薄め、消化不良を起こすこともしばしばあり、
胃腸に負担をかけ、肌荒れにつながるケースは良くみかける。
腸 小腸でほとんどの栄養素と水分の吸収がされる
十二指腸➡空調➡回腸に分かれる
十二指腸でたんぱく質・糖・脂肪を分解
空調と回腸弁に細かく分解され、空調の内側にあるひだ絨毛で吸収される。
大腸 消化機能は無い。腸内細菌が残りカスから栄養を消化し、粘膜細胞が栄養を吸収。
残りの余分な水分やカスや細菌の死骸を固めて便を排泄する。
便の水分は75%~80%でそれより多いと下痢となる。
美容師は知らない 千島学説を知っておこう
千島学説について詳しく書くとこの記事どころか、このHP全てを埋め尽くすほどの事になります。
髪や肌を取り扱い、また 毛髪化学 や 皮膚科学 ではなく
毛髪生理学 皮膚生理学 生物学 で 美養を行う上で 大切な論文となります。
一般的な医学の教科書でも教われない千島喜久男博士の生命医学論は、私の行う美養に切り離せない大切なものです。
要点だけ簡単にポイントまとめ=一般論とは違うのであしからず
- すべての細胞は赤血球から分化し 赤血球が足らないときは細胞から逆化する
- 腸造血理論を知っておくこと
- 遺伝より環境の方が身体の状態に作用する
- などなど
美容サイクル と 月の満ち欠け
【原理 原則 を 知る】
さて・・・原理 と 原則 の 違いを説明してください!!と言われたら、あなたはできますか??
自然界や宇宙などの不変の法則を『原理』
人間が見つけ出した法則を『原則』
歴史上、日本では特に江戸時代までは原理である自然の法則を活かしてあらゆるものに当てはめて原則とし生きていく上で役に立つようにしてきました。
さて、思い出してほしいのは肌の話をしているということです。
肌のターンオーバーは29.5日が正常と言われています。
これは、月の満ち欠けと同じです。
新月から満月までが吸収 満月から新月にかけて排泄(デトックス)
新月からスタートです。何かを始めるのにお勧めの時期です。
上弦の月の時期は、色んなものを吸収しやすい時期です。ヘアカラーやファッションチェンジもこの時期がおすすめ。
下弦の月の時期は排泄の時。ファスティングやダイエットに適しています。生理もこの時期に来るのが理想です。
【塩浴の勧め】
お風呂にお塩を入れる際にデトックス効果を出そうとするなら0.9%の濃度が必要だと言われています。
一般的なご家庭の浴槽は約250Lで、2.2キロほど入れると効率よくデトックスを促します。
桶にお湯を張って足湯だけでも効果がありますよ!!
ただし・・・エコキュートなどは・・・高濃度の塩のため・・・壊れますのでご注意ください。
本当はもっともっと 伝えたい自然のリズムと宇宙のサイクルでやる美養
書ききれないほど・・・あらゆる原理的美養法がたくさんあります。
上記の0.9%もその一つですが・・・・
書き始めたら三日三晩寝れないほど・・・・現代人は自然と宇宙を別次元としてとらえすぎです。
肌のターンオーバーの日数と、生理周期と月の満ち欠けは同じ日数であり
体液と海水の構成成分と羊水と塩の構成成分がほぼ同じだという原理も
もっともっと本当は・・・・肌を養うヒントは自然の原則の中にあります。 ここでは割愛します。
肌に接するものをチェック
・洗剤
身体を洗う洗剤(シャンプー・ボディーソープ・石鹸・歯磨き粉・クレンジング剤・洗顔料・手洗いなど
赤ちゃん用なんて存在していて存在しません。 詳しくは書けません。
・布を洗う洗剤
市販の香りが強い柔軟剤を特に香害とされ危険です。イソシアネートやマイクロカプセルで検索してご自身で調べてください。
・食器を洗う洗剤
すすいでも必ず食器に成分が残ります。泡は切れても!!
・入浴剤
塩や湯の華程度にしておきましょう。
特に色付きや香り付きは洗っても洗い流せません。
メイクについて
メイクをしっかり落とすことが お肌にとって重要でしょうか??
メイク用品の選び方は成分などより、落としやすさ重視の方が肌にとって優しいし安全です。
どんなに天然の優しい成分で作られているとしても、酸化物質であり、肌にとっては異物です。
天然色素でも落ちにくいマスカラなどはお勧めしません。
化学物質でもお湯で落ちるものの方がお肌の負担は少ないです。
また、【色素沈着】は、色素が肌に沈着したわけではありません。摩擦や化粧品による外的刺激が原因で起きている炎症が慢性化して黒ずんでいることが原因なケースが圧倒的多数です。
オフの仕方も工夫一つで優しくオフできます。ご相談ください。
ただお湯で濡らしたコットンや布で優しく拭き取ったらオフできるメイク用品は素肌美人になるための理想のメイク道具です。
その他
パフやスポンジはオーガニックにこだわるよりも、ちゃんと洗えよ!!
口紅やグロス、チークなんかに使われる天然色素コチニール(カルミン)はガイガラ虫 という 虫ですから一度検索を!!
ナノ粒子には気を付けましょう。詳しくはかけないのでご相談ください。
さて・・・本題です!! えっまだだったの??
スキンキュアの仕方
皮膚にはたくさんの常在菌が住んでいて正常です。
腸内と同じように善玉菌・悪玉菌・日和見菌などがバランスよく存在することが肌の恒常性(ホメオスタシス)を保て、天然皮脂膜を形成して素肌が若々しく健康で美しい状態です。
お肌に良いとされる善玉菌は、毛穴から出る皮脂を分解して保湿成分に変えて、天然皮脂膜を形成しますので
これが、空気が乾燥しても肌は乾燥しない素肌を作り保ち、若々しく潤い、弾力やハリがあり
シワ、たるみ、くすみ、などを作らない恒常性を保つのですが・・・・
一般的な美容のスキンケアは常在菌を殺菌、除菌して
皮脂を根こそぎ洗い取り、化学薬品を上塗りするものですよね?
油分は老化促進剤 (オイル は 老いる)で覚えましょう
乳液やクリームやオイルを使用して乾燥した肌をケアする考えがありますが・・・・
油分は酸化物質です。 さらにクリームや乳液は界面活性剤を含みます。そうでないと作れません。詳しくは勉強会承ります。
最強の美顔器は【手当て】
手の平が一番強い電気が流れています。生体電流と言います。
細胞や代謝を引き出すことに最も優れている電気は手のひらの生体電流です。
愛する異性の電流は自分の電流より効果的です。試し方はレクチャーできます。ご相談ください。
原子反射反応で、痛い時に痛い所を無意識に手で押さえるのは治癒力がある為です。
そして東洋医療ヘッドセラピストとしては【氣】の概念から左手が最も効果的だとお伝えしておきます。
柚子HA美養セラム や 翡翠ジェル肌愛み などは この【手当て】を効果的に発揮できる処方で作っていますのでお試しください。
できるだけ長い時間手を当てておく!! この効果は体験してみないとわからないと思います。
苦言
新成分〇〇配合にはご注意ください。 新成分ということは歴史が浅い証拠なので使用してみたくても一度立ち止まって安全かどうか??確かめてからにしてください。 安全なのは歴史が長くトラブルなく経験&体験的に効果的なものだと認識することが大切だと思います
外からのケアでは 細胞は元気になりません (断言)
お肌をキレイにできる唯一の栄養源は【血液と有機酸水】です
傷が治癒するのも、このお水のおかげです。 このお水のおかげで細胞は生きているし、代謝して生まれ変わります。
最近では傷を消毒せず、水をテープで貯めて治癒する湿潤療法が一般的です。
手当てすると肌が活性化し、このお水が表皮に引き上げられて潤います。
また、生物学的に見てみましょう。
肌というのは、そもそも
外から体内に何も入らないためにあるのです。
それを壊して浸透してくる、常温で数か月も腐らない水を化粧水といいます。
大丈夫ですか?? あなたのお肌!!
常識はウソをついている 紫外線との付き合い方
強い紫外線はお肌にとって確かによくありません。ただ、紫外線を浴びないことの健康リスクは置き去り状態です。
紫外線【UVB波】はガラスも服も通過しません。
紫外線【UVB波】を浴びなければ・・・ビタミンDは身体の中で生成されません。
食事で十分に摂取することは難しいとされています。
ビタミンDは骨を造るとされていますが研究が進むとそんなことよりも大切な役割があることが分かっています。
ホルモンと同じような作用をし、免疫力コントロールや抗がん作用を行います。
<ビタミンD不足=つまり紫外線不足で起こる病気や症状 花粉症 アレルギー インフルエンザ 乳がん 大腸がん 卵巣がん 前立腺がん などが羅列されています>
日光浴をすると体脂肪が下がるという実験結果もあります。 病気の治癒や傷の治癒に日光浴は歴史上活用されてきました。
牛舎が暗いには牛をなるべく日光に当てずに太らせる目的もあります。 シミは体内のガン化成分をデトックスする作用です。
シミをシミとして出さないとそればいずれガンになることになります。 詳しくは会ってお話します。
日焼け止めは デコルテ から 顔 までで 身体からシミを出す方がガンになりにくいですよ!!
また10時~14時の日光が良いとされています。
そして直射日光を浴びなくても乱反射を浴びれば十分にビタミンDは作られるのだそうです。
曇りでも紫外線は届きます。 なにも直射日光に当たりましょう~と言っているのではなく
朝日が昇る時間の早朝 や 日陰や日向で乱反射で入ってくる程度を少し 浴びた方がいいわけです。
ストレスは美肌の大敵 という 本当でウソの話
ストレスの正体はなんでしょうか? カナダ人 生理学者であるハンス・セリエが定義したストレスですが
自律神経が乱れ、狂うことをストレスと言います。
よく笑うことが大切だと言いますが、私たちが波動を測定してわかったのは泣くことでした。
それも声をだしてワンワン泣くことが一番ストレスを解消し自律神経を整え、免疫力を向上させます。
これは千島学説にもありました、遺伝ではなく環境が今の私たちを造るのです。
ハゲは遺伝といいますが環境の影響が大きいです。 また、夫婦の顔が似てくるのも環境が影響しているからです。
心が表情を造り、その積み重ねで、老後の顔が形成されます。
口角を意識する40代を過ごすだけでも60代以降の顔や性格まで・・・本題である肌まで形成していけます。
老後かわいいおばあちゃんになれますよ!!